地震の基礎知識

地震の揺れの強さの加速度について

地震の揺れの強さは加速度で表します。つまり地震が発生した瞬間地面は急激に加速しているということです。地面が急激に動くからこそ人間は恐怖心を感じることになりますが、その加速はジェットコースター並みの早さです。

 

地震の揺れの強さ【加速度】

地震の揺れの強さは加速度【単位はガル】で表します。加速度は速度が変化すること。例えば速度が100㎞の車に乗っていても窓の外をみなければその速さを実感することはできません。

車の中に置いてあるバッグやジュースもそのままです。しかし突然急ブレーキをかけたとしたら…。

車の中にあるバッグやジュースはめちゃくちゃになってしまいます。このときシートベルトを締めていなければあなた自身が吹き飛ばされてしまうかもしれません。この速度の変化が加速度です。

地震もこれと同様で突然、地表が加速することで揺れとして実感することができます。この加速度が大きければ大きいほどその衝撃は大きく建物などに被害を与えてしまいます。

大きな地震の加速度

地震の加速度は稀に地球の重力と同程度の加速度を観測することがあります。その加速度は980ガル。980ガルというのは停止している車がわずか1秒で時速35㎞に加速するのと同じだけの加速度です。

このような加速度が高層ビルなどへ衝撃を与えてしまうといともたやすく東海させてしまうことになります。地震で建物などが受ける力というのは加速度と重量をかけたものなのでこの加速度が同じでも建物の重量が大きければ大きいほどその建物はより大きな力を受けることになります。

つまり、小さな小屋が無事で鉄筋コンクリートの建物が倒壊してしまう理由がここにあるんですね。

建物が受ける地震の力

加速度×建物の重量で表す

兵庫県南部地震の最大加速度

駅名 震央距離 合成値【gal】 南北【gal】 東西【gal】 上下【gal】
南明石 8 481 481 -389 338
鷹取 14 635 635 553 175
新神戸 21 561 -530 -267 -334
加古川 23 262 165 262 98
姫路 37 125 82 -125 48
宝塚 39 595 595 530 377

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