北海道地方 日本で起きた地震

十勝沖地震(1952年)

十勝沖地震は1952年3月4日(昭和27年)10時22分に発生した最大震度6、地震の規模を示すマグニチュードはM8.2、深さ0㎞の十勝沖での太平洋プレートの沈み込みにより発生しました。

 

十勝沖地震の特徴

十勝沖地震の地震の規模であるM8.2は1926年(昭和元年)以降の気象庁の地震カタログの中でもっとも大きな地震でした。十勝支庁と日高支庁の沿岸地域で強い揺れとなり震度6の地震がいくつもの町で発生しました。そして震度5の揺れが2市5町村で観測され中国地方でもその揺れを感じることになりました。

この地震は津波を発生させ厚岩で6.5m、霧多布で3mの高さとなりました。三陸沿岸地方でも1~2mの波の高さが観測され、余震も多く3月10日にはM6.8の余震もあったと記録に残っています。

この地震をきっかけに雄阿寒岳では34時間以上も連続的な鳴動を生じ新冠駅北方1.5㎞にある大小8つの泥火山のうち最南にあるものが地震発生時に活動し、超部に15mの亀裂地帯を中心に直径80㎝、高さ60㎝の隆起しました。

 

十勝沖地震の被害

十勝沖地震の被害は北海道に限られ湿地帯では全半壊家屋が50%以上と大きな被害がでました。全体としては死者数28人、行方不明者5人のほか、家屋全壊815、半壊1,324、流失91、浸水328、焼失15、船舶の沈没3、流失47などの被害が報告されています。

 

その後起きた十勝地震

1952年以降も同じ震源域で1968年(昭和43年)5月16日、2003年(平成15年)と発生しています。震源の深さは異なりますが、その震源地と地震の規模を示すマグニチュードがM8クラスということから同じ十勝沖地震として扱われています。しかし過去に起きた地震と区別するため元号をつけて平成15年十勝沖地震などと命名されることが多いです。

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