北海道地方 日本で起きた地震

弟子屈付近の地震

1967年(昭和42年)11月4日23時30分に発生した内陸型地震で地震の規模を示すマグニチュードはM6.5、深さ20㎞、最大深度は5の地震です。根室、釧路、網走の境界付近である弟子屈付近で発生しました。

 

弟子屈付近の地震の特徴

弟子屈付近では1938年5月29日に屈斜路湖付近の直下でM6.1とM6.3の地震が二時間おきに2つ発生しています。日本国では1885年から近代的な地震観測がはじまりましたが、北海道の上陸部でM6を越え、震源が浅い地震はこの地域にのみ集中しており、なかでも1967年のこの弟子屈地震はM6.5と最大規模を記録することになりました。

弟子屈で引き起こされたこの地震の深さは20㎞と浅く多くの地割れを生じさせ温泉や地下水に変化を与えた地震であったとされています。1938年の地震では屈斜路湖の和琴半島の先端部で東から西に湖水が流れる現象が発生。これは地震にともなう土地の隆起や沈降によって90㎝ほどの津波が発生したことが原因だとされています。

弟子屈付近の地震の被害

弟子屈付近の地震によって弟子屈町、阿寒町で負傷者2人、家屋半壊1、一部破損8の被害が発生しました。深刻な被害は報告されていませんが、道路の地割れや落石などが報告されています。

1938年に屈斜路湖付近の直下で発生したM6.1とM6.3の地震では1人の死者があったほか家屋倒壊が5棟、また1959年の地震においても集合煙突の棟かいや住宅の倒壊などが発生することになりました。

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