北海道地方 日本で起きた地震

浦河沖地震

1982年(昭和57年)3月21日11時32分、北海道の浦川地方の直下で発生した逆断層型の内陸地震です。浦川沖地震の震源の深さは地表から40㎞、地震の規模を示すマグニチュードはM7.1、最大震度は6の巨大地震です。

 

浦川沖地震の特徴

日高山脈の南部から浦川沖にかけては、断層が活発なため通常よりも地震が多発しやすい地域ですがこの地震はこれまで引き起こされた浦川沖での地震の中でもっとも大きな規模の地震でした。

浦川町では震度6が観測され、震源域から100㎞以上離れた札幌市でも震度5の揺れとなり、関東地方から新潟地方にまで及んでいます。浦川沖地震は内陸地震の特徴としても余震の数が多く最大余震は本震から8時間後にM5.8の地震が記録されています。

またこの地域で発生した地震の中ではじめて津波も観測されました。地震後わずか4分で浦川町に到着した津波は津波は験潮所で135㎝の高さが記録されました。

この浦川沖地震が起きる2日前の3月19日から雌阿寒岳の火山性地震が活動を開始し、この地震後にさらに活発化したとされています。

浦川沖地震の被害

浦川沖で発生したこの地震は局所的なもので浦川町と静内町に集中し、負傷者は167人、家屋全壊が9棟、半壊16となりました。浦川町の全半壊家屋は海岸に直交する狭い泥炭層部に集中しています。

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