北海道地方 日本で起きた地震

北海道南西沖地震

1993年(平成5年)7月12日の22時17分、北海道の奥尻付近で発生した北海道南西沖地震波深さ35㎞、地震の規模を示すマグニチュードはM7.8、最大震度は5のプレート境界で発生した逆断層型の浅発地震でした。この地震は津波を発生させ死者は202人、行方不明者28人、不明者は323人という大きな被害を出しました。

 

北海道南西沖地震の特徴

奥尻島付近の震源35㎞で発生した北海道南西沖地震は寿都町/江差町/小樽市/青森県深浦町で震度5が観測され、有感範囲は東北地方および能登半島までと広く、震源付近の奥尻島では数回にわたって津波が押し寄せました。津波の高さは最大30mと非常に高く、渡島半島でも7~8mの津波が記録されています。

そのため逃げ遅れた住民が202人もなくなり、行方不明者も28人と多くの犠牲者を出してしまう地震となりました。津波は日本海沿岸各地を襲いましたが、奥尻島はこの地震で西岸が約80㎝沈降、東岸が約30㎝沈降し全体として西側に傾いてしまうほどの影響を与えたとされています。

この北海道南西沖地震の最大の余震は本震から一ヶ月後の8月8日に発生したM6.5の地震でしたが、本震の震源域から東に離れた江差町のすぐ沖で発生しました。

北海道南西沖地震の被害

北海道南西沖地震はその震源域が奥尻島や渡島半島西岸付近であったため、地震発生後の約4~5分で津波が押し寄せることとなり各地で大きな被害を出すことになりました。奥尻町の南端である青苗地区では浸水高8m以上の津波に襲われた直後の22時40分に出火し、翌日0時45分にも原因不明の出火により192棟という多くの住宅が全焼しました。

地盤が軟弱な渡島半島の海岸や河川地域、函館港、津軽半島の一部で液状化現象が発生し建物被害は拡大することになりました。結果的に全体で死者数202人、行方不明者28人、負傷者323人、住宅全壊606棟、半壊408棟などの大被害が生じています。

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