東北・新潟地方 日本で起きた地震

三陸地震

1933年(昭和8年)3月3日の2時31分、三陸沖の深さ10㎞で地震の規模を示すマグニチュードM8.1、震度5の地震が発生され三陸地震と命名されました。この地震波三陸沖の日本海溝付近の浅いところで発生した正断層型のプレート内地震です。死者数は3,064人、負傷者1,092人と大きな被害をもたらしました。

 

三陸地震の特徴

三陸沖では同じ震源域で過去数回にわたって同程度の地震が発生しています。1896年に発生した明治三陸地震よりもこの1933年に発生した三陸地震の方が強く太平洋岸で最大震度5が観測されました。

海溝型地震の特徴ともいえる津波の被害が大きく、三陸町の綾里湾で28.7m、田老村で10.1m、ハワイ島のコナで3m、カリフォルニアでも10㎝の津波の高さが観測されました。

また本震の3時間後にはM6.8の余震が発生し、三陸地震が発生したのち半年間の間にM5以上の余震が77回も観測されました。三陸地震が発生したとき東北地方各地で地鳴りや大砲のような音が聞こえ発光現象があったと報告されています。

また三陸沿岸では2月頃から井戸水の水位が低下したり、2日前から潮位が低下するなどの前兆現象がありました。

三陸地震の被害

三陸地震では最大震度5ということで地震そのものによる被害は少なく、三陸地方で壁の亀裂やがけ崩れがあった程度でした。しかし、地震後30分から60分の間に津波が北海道の三陸地方を襲い大きな被害を出してしまいました。

驚くことに、岩手県の田老村では全人口1798人のうち、763人が死亡、戸数362のうち358棟が流失しました。その北の小本村小本でも人口792人のうち118人が脂肪するなど三陸海岸の集落は津波で壊滅的な打撃を与えることになりました。

この三陸地震での被害は全体として死者・行方不明者が3064人、負傷者1092人、家屋流失4034棟、家屋倒壊1817棟、焼失216などでした。

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