東北・新潟地方 日本で起きた地震

チリ地震津波

1960年(昭和35年)4時11分に南米チリ沖で発生した世界最大級の海溝型地震で深さ0㎞、地震の規模を示すマグニチュードはM9.5と最大クラスの地震でした。日本のほぼ裏側で発生したチリ地震による津波は日本にまで達し、死者122人、行方不明者20人、負傷者874人と大きな被害を出したことで歴史にその名を刻みました。

 

チリ地震津波の概要

チリ地震は震源となった南米チリ沖の海域から周囲に向かって大津波が広がりました。その津波はなんと太平洋を越え地震が発生した5月23日4時11分の翌日2時20分頃に日本各地の沿岸を津波が襲いました。

並みの高さは東北地方で最大5~6m、日本海および瀬戸内海では20~50㎝程でした。沖縄にも6時10分頃に津波が襲来しており、奄美大島での並みの高さは4.4m、沖縄本島では3.3mに達しました。

日本のほぼ裏側で発生したチリ地震が日本に津波被害を起こした原因として、震源から四方に出た波が日本付近で再び集まったことだとされています。

チリ地震津波による被害

チリ地震津波による日本国内での被害は死者122人(沖縄で3人)、行方不明者20人、負傷者874人、家屋全壊約1600棟、家屋半壊2300棟、流失1259棟、床上浸水20000あまりと大被害を生じました。

被害がもっとも大きいとされているのは宮城県の志津川町で波は内陸約1㎞にまで達し死者34人、不明者3人、負傷者560人、家屋全壊986棟、家屋半壊364棟、流失186棟、床上浸水1756となっています。

奄美大島でも床上浸水が637棟の被害に合っており、その津波の威力がよく分かります。この津波をきっかけに遠地地震じ対する津波警報システムが確立されました。

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