東北・新潟地方 日本で起きた地震

新潟地震

1964年(昭和39年)13時01分に新潟県北部沖合の日本海東縁部のプレート境界付近(深さ34㎞)で発生した逆断層型の浅発地震で地震の規模を示すマグニチュードはM7.5、最大震度5でした。津波が発生し26人が死亡、負傷者は447人と記録されています。

 

新潟地震の特徴

新潟県の北部沖合で発生したこの地震は新潟地震と命名されました。震源に近い新潟市/佐渡相川町/酒田市/仙台市などでは震度5が記録され、その体感範囲は北海道から四国まで至っています。

地震が起きてからわずか15分後には津波が日本海沿岸の各地を襲い、最大の高さで4.9mが岩舟で観測されています。2mを超える波高は震源地に近い海岸のみに限られています。

この新潟地震が発生した13時01分の16分後と3時間後にM6.1の余震が確認されています。この新潟地震によって日本海の粟島は全体が1m近く隆起し、西側に約1°傾いたとされています。

この地震から約1年後には10~15㎝の沈降が確認されています。この地震の数年前から10数㎝の隆起があり、地震の際に10㎝沈降したとされています。

新潟地震による被害

新潟地震によって新潟と山形を中心に被害は9県に及ぶ範囲で引き起こされました。死者26人、負傷者447人、家屋全壊1960棟、家屋半壊6640棟、全焼290棟となり揺れの強かった新潟市では石油タンクの火災が発生し鎮火まで2週間もかかりました。

津波による床上浸水は9500棟に及んでいます。この新潟地震では近代的に開発された土地での液状化現象が注目されました。東北地方は地盤が軟弱な土地が多く、1500棟の鉄筋コンクリートのうち310棟が被害に合ってしまいましたが、そのうち3分の2は全体として傾いたり沈み込みを起こすものでした。

公共機関でも多くの被害が発生し液状化現象による鉄道の線路が蛇行してしまったり空港などでの地盤沈下がありました。

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