東北・新潟地方 日本で起きた地震

日本海中部地震

1983年(昭和58年)5月26日11時59分男鹿半島沖の日本海東縁部のプレート境界付近(深さ14㎞)で発生した逆断層型の浅発地震で地震の規模を示すマグニチュードはM7.7、最大震度は5。死者数104人、負傷者163人の被害を出した日本海中部地震は日本海側で発生しています。

 

日本海中部地震の概要

日本海中部地震では秋田市・むつ市・深浦町で震度5が記録され地震を感じた有感範囲は北海道から中国地方にまで及びました。この地震では大きな津波が発生し朝鮮半島そしてシベリアを含む日本海岸各地に襲来し、秋田県の峰浜村では14m、八竜町では6.6mの波高が記録されています。

なお、震源付近では12日前の5月14日頃から最大M5.0の地震を含んだ前震活動があり、本震発生から1ヶ月後の6月21日には津軽海峡の西にてM7.1の余震を観測し再びつないが発生したとされています。

日本海中部地震による被害

太平洋側ではなく日本海側で起きたこの日本海中部地震ではかつてないほどの津波被害がもたらされました。秋田県を中心として全体で死者数104人、負傷者数934人、建物全壊934棟、建物半壊2115棟、焼失52、船舶の沈没255隻、流失451隻などの被害が生じました。

震源が陸に近いという特徴から地震発生のわずか7分後には津波が沿岸地域に襲来し逃げ遅れた方々に被害が及びました。この地震による死者104人のうち100人が津波によるものです。

津波の範囲は日本だけでなく、朝鮮半島や都市アの沿海州などでも被害が確認されています。平野部の砂地盤地域のうち地下水の水位が高い各地で液状化現象が起き、建物被害が多く見られました。ライフラインの復旧には電力が半日、水道は19日、鉄道は21日、ガスは30日要したと記録されています。

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