東北・新潟地方 日本で起きた地震

宮城県沖地震

1978年(昭和53年)6月12日17時14分、牡鹿半島の東方沖で太平洋プレートの沈み込みで発生した海溝型地震で深さ40㎞、地震の規模を示すマグニチュードはM7.4、最大震度5の地震です。宮城県沖地震では死者28人、負傷者1325人と大きな被害が生じました。

 

宮城県沖地震の概要

仙台市などの東北地方中部の太平洋側で震度5が観測されました。この宮城県沖地震では北海道から近畿地方にまでその揺れは及んでいます。

津波は北海道から銚子に至る太平洋沿岸に達しましたが、震源の深さが約40㎞と深かったため、津波はあまり大きくなく仙台新港での49㎝の津波が最大の高波だったとされています。

また、本震の約8分前に震源付近でM5.8の前震があり、本震の2日後にはM6.3の最大余震が震源域の東端で発生しました。

宮城県沖地震の被害

宮城県沖地震は当時人口約62万人の仙台市を直撃し、近代化した都市部がはじめて津波に襲われた例として注目されました。地震による被害は宮城県に集中していますが、仙台の旧市内では被害が少なく、丘陵地帯を造成した新しい住宅地地域での被害が目立ちました。

岩手県や福島県などを含めた全体の被害は、死者数28人、負傷者数1325人、家屋全壊1183棟、半壊5574棟、道路損壊888、山・崖崩れ529などとなっています。なお、28人の死者のうち、倒壊したブロック塀や門柱などの下敷きによる犠牲者が18人を超えています。

そのうち16人が60歳以上の高齢者と12歳以下の子供であったことが明らかになっています。宮城県沖地震では道路・土木施設・鉄道などにも被害が多くでました。

ガスや電気、水道などのライフラインにも大きな障害が生じ市民生活に大きな混乱を引き起こすという新しい形態の地震災害が生まれた地震でもあります。全面復旧までに電気は2日、電話は7日、水道は11日、ガスは33日を要しました。

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