東北・新潟地方 日本で起きた地震

新潟県中越地震

2004年(平成16年)10月23日17時56分に発生した新潟県中越地震は新潟県中越地方の直下(深さ13㎞)で発生した逆断層型の内陸地震です。地震の規模を示すマグニチュードはM6.8、最大震度7と揺れが強かったのが特徴で死者数63人、負傷者数4805人という大きな被害を出しています。

 

新潟県中越地震の概要

新潟県中越地震で震源地近くの川口町では震度7の揺れが発生、また小千谷市、山古志村、小国町で震度6強の揺れを観測しています。

規模の大きな余震が何度も連続して発生し、本震のわずか10分後にM6.3、15分後にM6.0、40分後に最大余震であるM6.5が発生したのち、本震後の4日後の10月27日にもM6.1の余震が発生しました。

これらを含め余震による大きな揺れが続いて最大震度6強が2回、震度6弱が2回、震度5強も8回記録しています。本震に伴い震源地に近い小千谷市では西南西に8.1㎝水平変動を起こし、26.5㎝の隆起をGPS測定器により観測されています。

守門村では西北西方向に21センチの水平変動、そして6.3㎝の沈降が確認されています。

新潟県中越地震による被害

新潟県中越地震では震源に近い小千谷市、山古志村、長岡市、十日町市などを中心として震度7の揺れによる直接被害のほかに斜面の棟かいによる家屋や車の沈没が引き起こされています。

また液状化現象による被害も深刻で地盤沈下など甚大な被害が生じました。死者数63人、負傷者数4805人(うち重傷者636人)、住宅全壊3175棟、住宅半壊13785などの大きな被害が発生し、火災も8件発生しています。

地震直後の死者は30人ほどであったとされていますが、その後病院や避難先などで無くなる「関連死」が続き、疲労やストレス、とくに車中泊によるエコノミー症候群による死亡が問題提起される地震となりました。

避難者の数は最大10万人を超え、建物被害だけでなく、道路やライフライン、河川施設、農業施設、鉄道施設などあらゆる分野に大きな被害を与えています。

山地などでは多くの地滑りや崖崩れが発生し土石流として民家を襲うことになり多くの住民がライフラインが遮られた環境で孤立することになりました。

山古志村では崩れた土砂が川をせき止め多数の住宅が水没する結果になり山古志村の儒民は全村避難という事態にまで発展。震災が落ち着いた12月には地震によって傷んだ住居が積雪によって倒壊してしまうなど二次被害が相次ぎました。

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