東海・中部・北陸地方 日本で起きた地震

長野県西部地震

1984年(昭和59年)9月14日8時48分、長野県王滝村付近の真下(深さ2㎞)地点で横ずれ型の内陸地震として最大震度5、M6.8の長野県西部地震が発生しました。この地震では死者29人負傷者10人の被害が出ています。

 

長野県西部地震の概要

この長野県西部地震は長野県王滝村付近の震度は5と推定され地震を感じた範囲は東北地方南部から中国地方に及んでいます。この地震で地表に断層は現れませんでしたが王滝川ダムの導水路トンネル内ではほぼ東西に走る断層が発見されました。

なお震震源地周辺では1976年8月ころより顕著な群発地震があり1979年10月には小規模ながら御岳山の観測史上初の噴火がありました。

長野県西部地震による被害

この地震によって御岳山頂上のやや南方で大規模な山崩れが起き、約10㎞を流下して王滝川に達しました。3600立方メートルの崩壊土量が落差1,900~2,500m、最大幅480m~750m、秒速80mの速さですべり落ちた規模は市場代4位だとされています。

このほかにも松越地区、滝越地区、御岳高原などで大規模な崩壊がありました。松越地区の崩壊は川を横切り対岸に乗り上げ河底にあった生コンプラントを高さ50mの対岸段丘上に押し上げたとされています。

また伝上川から流出した土砂は王滝川をせき止めて天然の湖を作り大きな被害を与えました。全体での死者は29人、負傷者10人、家屋全壊14、半壊73の被害を生じたほか林業関係に甚大な被害を出しています。

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