近畿地方 日本で起きた地震

琵琶湖西岸の地震

1662年6月16日12時頃、琵琶湖西岸の浅いところで内陸型地震が発生し最大震度は推定で7、地震の規模を示すマグニチュードはM7 4分の1~7.6となりました。

この地震はのちに琵琶湖西岸の地震と命名され死者880人余の被害を出しています。発生要因は琵琶湖西岸断層帯および三方・花折断層帯北部が活動したものだと考えられています。

 

琵琶湖西岸の地震の概要

震源域周辺の推定震度は7と非常に大きく、震度6の範囲は大阪にまで及んでいました。福山・江戸でも有感地震があったと伝えられています。

この地震で三方断層の西側にある三方五湖の久々子湖は約3m隆起し、水月湖東部の気山川河口も3~4.5m隆起しました。この琵琶湖西岸の地震の余震は非常に多く翌年まで続いたとされています。

琵琶湖西岸の地震による被害

この地震による被害は比良岳付近の被害が大きく、唐崎郡・滋賀郡では約85haの田畑が湖に水没しています。また家屋倒壊は1,570と多く、大溝では集落の95%以上にあたる1,020余の家屋が全壊して死者37人を出したほか、彦根でも死者30人余り、家屋全壊1,000という被害を生じています。

山崩れが多数発生し朽木谷付近では谷が埋まり丘となったほか、総戸数50の滋賀郡倉川の榎村では300余りの死者、また同じく戸数50の滋賀郡戸川村ではすべての住居が埋没し人口300人のうち生存者はわずか37人のみだったといいます。

京都においても死者200人余り、町屋倒壊1,000を数えています。琵琶湖西岸の地震における全体での被害は死者880人余、家屋全壊約4,500棟の被害であったと推定されます。

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