近畿地方 日本で起きた地震

伊賀上野地震

1854年(安政元年6月15日)7月9日の2時頃、伊賀上野付近の浅いところでM7 4分の1の内陸型地震が発生し死者1300人余の被害を出しています。この伊賀上野地震は木更津断層帯が活動したものだと考えられています。

 

伊賀上野地震の概要

この地震では6月12日ことから前震が始まり、13日の12時過ぎと2時過ぎに大きな地震が2回、夕方までに小さな地震が27回あったのち、14日には数が少なくなって本震である伊賀上野地震が発生しました。

伊賀上野の北方ではほぼ東西方向に地表のずれが生じ断層の南側では長さ約1㎞、幅約200mの範囲が最大1.5m沈下しました。なお、この地震は1854年の安政東海・南海地震の5ヶ月前に発生しています。

伊賀上野地震による被害

伊賀上野・四日市・奈良・大和郡山付近での被害が大きく伊賀郡では死者625人、負傷者994人、家屋全壊2,270の被害を生じました。ならでは死者280人、負傷者300人、家屋全壊700~800などの被害を出し、奉行所も倒壊しました。

奈良の古市では提が決壊したことによる濁流の被害で約60人が死亡しています。また木曽川・町屋川・朝明川・鈴鹿川などの土提で裂け目ができ沈下する箇所が目立ったといわれています。

この地震全体での被害は死者1,300人、家屋全壊5,787棟、焼失62棟などの被害になっています。

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