近畿地方 日本で起きた地震

北丹後地震

1927年(昭和2年)3月7日18時27分、丹後半島の浅いところ(20㎞)で発生した北丹後地震は最大震度6(推定)、地震の規模を示すマグニチュードはM7.3の横ずれ型の内陸型地震でした。この地震による死者数は2,925人、負傷者7,806人となっています。

 

北丹後地震の概要

北丹後地震による被害震源から100㎞前後離れた京都市や奈良市でも震度5が観測され震源域付近では震度6相当の揺れがあったと推定されています。この地震でほぼ南北に長さ18㎞の郷村断層(西側が東へ最大80㎝ずれ最大70㎝隆起)が出現しました。

また円山川河口の津居山港では高さ30㎝の小津波が記録されています。なお、この北丹後地震の本震約2.5時間前に三津・砂方などの沿岸は1.3m隆起したとされています。最大の余震は本震から1ヶ月後の4月1日に発生したM6.4の地震でした。

北丹後地震による被害

被害は丹後半島の付け根付近でもっとも生え敷く、断層線に沿った地域では家屋の倒壊率が80%を超えています。夕食時に発生したため火災による被害が大きく峰山町ではほとんど全戸が全壊または全焼しました。

死亡率は峰山町で22%、吉原村10.1%、島津村8.2%、市場村12.2%に達していますが、これは家屋の焼失率とほぼ比例しています。30の小学校が被害を受け、うち13校が全壊または全焼しましたが、地震の発生が放課後であったため最悪の事態は回避することができました。

また沿岸の砂丘地方では地滑りがあり島津村では長さ400m、幅100mにわたって崩壊しました。この他淡路島の北部で土塀の崩壊や家屋の一部破損があり大阪の鶴町では道路の地割れから泥水が噴出し家屋が浸水しています。

米子で家屋倒壊2、破損2を生じるなど周辺の各県で小被害がありました。この地震全体での被害は死者2,925人、負傷者7,806人、住家全壊約5,000棟、全焼7,500などの被害となっています。

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