中国・四国地方 日本で起きた地震

鳥取地震

1943年(昭和18年)9月10日17時36分鳥取県平野の直下(0㎞)で発生した鳥取地震は最大震度6、地震の規模を示すマグニチュードM7.2の横ずれ型の内陸地震です。

 

鳥取地震の概要

鳥取市で震度6、岡山市で震度5が観測されました。地震を感じた有感範囲は新潟県~九州北部にまで及んでいます。

この地震で長さ8㎞の鹿野断層(南西翼では北側が東に最大150㎝ずれ、最大75㎝沈下、北東翼で北側が東にずれ最大50㎝隆起)と鹿野断層の北にほぼ並行して長さ4.5㎞の吉岡断層(北側が東に90㎝ずれ、最大50㎝沈下)が出現しました。

この地震の約半年前の3月4日と5日に震源域付近ではM6.2の地震が2回発生していました。なおこの地震の最大の余震は本震の翌日に発生したM6.2の地震でした。

鳥取地震による被害

鳥取市を中心として死者1,083人、負傷者3,259人、家屋全壊7,485、半壊6,158、全焼251などの被害が生じています。被害は軟弱な地盤が広がる鳥取平野に集中し、とくに鳥取市での被害が全体の8割を占めています。

鳥取市内で12ヶ所で出火し、そののち4件の出火が加わりました。このほか道路の損壊55、橋梁の損壊19、堤防の損壊42、工場の全壊70などの被害があり、鉄道被害や地割れ、地盤の液状化現象もいたるところで発生しました。

また地表に現れた断層の生成が必ずしも家屋の倒壊に結びつかない事例として、鹿野町末用では断層の真上にあった農家がよじれただけでd倒壊しなかったことが報告されています。

家の下部で太い柱が引き裂かれていたものの棚のものが落ちることもなく外に出たら断層ができていたという証言があります。

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