日本で起きた地震 九州・沖縄地方

喜界島近海の地震

1911年(明治44年)6月15日23時26分奄美島の喜界島東方に沈み込んだフィリピン海プレートの深部(深さ100㎞)でM8.0、最大震度6(推定)の地震が発生しました。この地震波喜界島近海の地震と命名されプレート内地震だと考えられています。

 

喜界島近海の地震の概要

この地震は九州・沖縄地方で発生した最大規模の地震です。奄美大島や喜界島で震度6相当、沖縄島でも震度5近くの揺れだと推定されており地震を感じた範囲は広く中部地方にまで及んでいます。

近畿地方でも震度2~3だったとされています。地震の規模の割に津波は大きくなかったようです。この地震に先立って13日に5回、14日に11回、当日の15日に12回の前震がありました。

喜界島近海の地震による被害

喜界島近海の地震による被害は震源である喜界島で死者1人、負傷者9人を出し全島の個数2,500戸のうち401戸が全壊しました。奄美大島では各瀬で煉瓦煙突の倒壊、倉庫の破損などにより家屋全壊11となったほか鎮西村では小規模の津波により多くの家屋が浸水しました。

徳之島でも死者5人などの被害を生じ、300㎞ほど離れた沖縄島の南部でも、那覇で煉瓦煙突が崩壊したり首里城の城壁が倒壊したほか、598ヶ所の石垣が崩れて死者1人、負傷者11人を出しました。

また宮崎県でも小煙突の破損や壁の亀裂などの小規模の被害が報告されています。全体では死者12人、家屋全壊422、半壊561などの被害を生じました。

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