日本で起きた地震 九州・沖縄地方

福岡県西方沖の地震

2005年(平成17年)3月20日10時53分、福岡市北西沖の玄界灘浅部(深さ9㎞)で発生した横ずれ型の内陸型地震は最大震度6弱、地震の規模を示すマグニチュードM7.0の福岡県西方沖地震です。

この地震による死者は1人、負傷者は1,087人となっています。

 

福岡県西方沖の地震の概要

福岡市、前原市、佐賀県みやき町で震度6弱が観測され九州地方から関東地方の一部にかけても揺れを感じました。震源に近い志賀島では南西方向に17㎝の水平移動を生じたことがGPSによって観測されました。

また、1ヶ月後の4月20日6時11分にはM5.8の最大余震が志賀島付近で発生し、震度5強の揺れが記録されました。

福岡県西方沖の地震による被害

この地震で福岡市ではブロック塀の下敷きになって75歳の女性が死亡しました。そのほか、福岡県を中心に1,087人の負傷者(うち重傷者76人)、住家全壊133、半壊244、一部破損8,620などの被害を生じています。

建物火災は福岡県と長崎県で各1件が報告されています。福岡市の中心部ではビルからガラスが落下したり、倒壊の危険がある建物への立入り規制などが行われましたが、休日であったため大きな混乱には至りませんでした。

福岡湾の入口にある限界島は震源断層のほぼ真上にあったため、急峻な斜面の崖崩れ等も重なり負傷者10人のほか、107棟の家屋が全壊、46棟が半壊など大きな被害を出しました。

このため島民510人が福岡市に避難する事態となりました。なお4月20日の最大余震でも福岡市を中心として58人の負傷者(うち重傷者2人)を生じたほか、本震で傷んだ玄海島の家屋がさらに倒壊するなどのの被害がありました。

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